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成功か、失敗か?

私の知り合いでKさんという社労士受験者がいる。彼はすでに4回受験に失敗している。
1回や2回で合格できる人と、何年も受験を繰り返す人との違いは何だろうか?
Kさんは決して頭は悪くない。努力も十分にしている。その証拠に毎年、実に惜しいところで合格を逃している。もうとっくの昔に合格できていても全然不思議ではない人なのだ。運が悪かった、それだけだろうか?

彼には決定的なものが不足していると私は思っている。
実は彼は30代半ばであるにも関わらず、独身で両親と仲良く同居しているのだ。
仕事は社労士補助。薄給ではあるが、可処分所得は私よりずっと多い。
別に他人がとやかくいうことではないが、貧乏所帯で今にも生活の行き詰りそうな私から見たら、実に羨ましい境遇だ。
私がもし、彼の立場であったなら、何の心配もなく開業に踏み切れるのに・・・。

私の大学時代の先輩で、博打仲間でもあったIさんは、現在競馬予想家として大成功している。
実際税務署が自宅に調査にくるくらいの収入を上げているのだから大したものだ。
彼の父親は地元では名のある弁護士で、彼に事務所を継がせるべく、文学部志望だったIさんに「法学部に入らなければ学費は出さない」とまで言って、彼を法学部に入らせた。
しかし、もともと法律のことなど興味の無かったIさんは、大学に入っても授業をサボリ続けて、結局卒業するのに7年もかかってしまう。
そんなIさんであったが、ひとつだけ特筆すべき一面を持っていた。
それはギャンブルに対する姿勢である。
私たちは自由な学生の身分をいいことに、競馬、麻雀、手本引き、チンチロリンなどのギャンブルに明け暮れる生活を送っていた。
仲間内での博打には、貸し借りは付きものだ。翌月の仕送りが入ったら払うなんてのはいい方で、中には負けが込んでもわざと払いを渋るような奴や、バックレてしまうような輩が当たり前のようにいた。
ところがIさんは違った。元々どんな博打にも強かったが、負けた時にも借りにして帰ることはまずなかった。いつも自分の全財産を財布に入れて持ち歩き、たとえ家賃を払えなくなっても、博打の負けを払うことには潔かった。

私は現在の彼があるのは、この頃の生き方に起因していると思う。
毎週家賃を握りしめて競馬場に通い、アパートを追い出される恐怖と闘いながら、極限状態の中で博打に打ち込んだ日々・・・。あまり誉めてくれる人はいないかもしれないが、後に予想家として彼が大成することができたのは、ひたすら真面目(?)に博打に精進(?)した大学生時代の経験の賜物ではないだろうか?

さて、話は社労士の開業に戻る。
KさんとIさん、もし社労士として開業したならば、一体どちらが成功するだろうか?私はなんとなくIさんのような気がする。
人間、人生で一度くらいは自分をとことんまで追い込んででも勝負するべき時があるのではないだろうか?

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