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最初の本試験

本試験当日は早めに家を出て、会場の名城大学へと向かった。
目的地に近付くにつれて、受験生らしき人影が目立つようになる。
地下鉄の階段を上ると、会場までの歩道は受験予備校のチラシ配りの人で埋め尽くされていた。
そして会場へと続く受験生の列、列、列・・・。

何だか自分がとても場違いな所へ来てしまった気がした。
受験生はもちろん、それを支える予備校の人たちも皆、真剣だ。まさにここは勝負の場所。

年金科目の全体像すら把握できていない状態で、こんな所へ来るなんて、ちょっと失礼じゃないのか?

そう思うと不思議とリラックスできた。
受験番号を確認して会場に到着した。
落ち着いて周りを観察するとなかなか面白い。必死の形相でテキストを読みふける人もいれば、落ち着いて瞑想する人、寝ている人。
試験官も色々なタイプがいる。アカ抜けない感じのおっさん、まだ20代の茶髪のお兄ちゃん、女性は地味な人が多い気がした。あんな兄ちゃんでも試験に受かれば社労士なんだと思うと不思議な気分だ。

試験官のくどいくらいの注意事項の説明の後、選択式試験が始まった。

いつものように労基から解き始める。
ところが、これが難しい。20分ほど考えたが、自信のある答えが3つ埋まらない。
仕方ないので飛ばして進む。
他の科目はおおむね回答できた。
ちょっと迷ったのは労一の右向きと上向きくらい。これも文脈から判断して右向きと決めた。この辺はまるで国語の問題を解いているようだ。
残った時間は30分。再度全科目の解答の自信度をチェックして、労基以外は安全圏であることを確認して、労基に再挑戦。
結局、自信のある答えは見つからず、迷いに迷って終了直前に祈るようにマークした。

昼休み、出がけにコンビニで買ったサンドイッチを食べながら横断集を読むが、あまり頭には入らない。答え合わせはしないほうがいいと聞いていたので、午前の試験のことは考えないようにする。

テキストやら問題集、ノート、横断集など、随分と持ち込んでいたが、結局ほとんど使わないまま午後の択一がスタート。

国年から解き始めるが、調子が良くない。
どの問も自信を持って回答できるものがない。
結局、30分以上かかって無理やり答えを選んで厚年にかかる。
これもまた難しい。基金のことなんてほとんど覚えていないので、山勘で解き進む。
自分の知っている知識だけを頼りに、少しでもそれに反するような肢は×にした。
厚年も30分以上かかった。

ここまできて、時間が足りなくなることを予感したため、比較的理解できてそうな労災、雇用を先にやることにする。
その後、常識、健保が終わった頃には残り時間が20分を切っていた。
長文の労基を残してたった20分!?
完全にヤケクソで回答していく。
ほとんど考えず、頭から読んでいって答えらしき肢が見つかったところで後の肢は読まずに次へ進む。

あっという間の3時間半だった。

模試の時と同じで、時間配分もうまくいかなかったし、ほとんど自信を持って回答できたとは言えないけれど、最後まで諦めずにやり抜いた満足感があった。

ただ、あんなに一生懸命勉強してきたのに、本試験に間に合わなかったことが悔しかった。絶対に来年は合格してやる、帰り道でそう誓った。

帰ってから、受験会場にハンカチを忘れてきたことに気付いた。交通費と所要時間を考えると取りに行くわけにもいかないので、諦めることにした。

ただ、忘れ物はもうひとつあった。
それは決して諦められないものだ。
来年必ず持って帰る。
合格という忘れ物を!

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